スペイン、レシニェナ(Leciñena)。軍の跡地を冒険。
去年スペインに行った時の写真を見ていたら、レシニェナ(Leciñena)で兵隊が使っていた跡地に行った時の写真を発見。スペイン男さんはtrincheraと言っていた。辞書を引くと塹壕、防御陣地と書いてあった。
スペイン男さんとパパ、ママと一緒に行った。パパの運転で道なき道のような所をガタガタと進み到着
車を降り乾燥した大地を歩く。もちろんここに来た日本人は私が初めてだろうという事。
植物はこんな感じでカラッカラ。でもこの色はなかなか美しい。灰色の中に色があって日本では見る事が出来ない自然の色。
迷路のような場所を進んでいく。兵隊達がここに身を隠し敵に攻撃したりしていたらしい。実際に自分の足で立ってみるとものすごく現実感がある。ここから銃で撃っていた、など説明もついている。映画かゲームの世界と同じような光景で怖くなる。全てが本当にしっかり残っていて、昨日ここで兵隊が戦っていたと言われてもおかしくないような場所。
簡単な建物のようになっている場所の窓から見える景色。
乾燥で地面がカピカピ。
周りを見渡すとこういう景色。なんだか日本からものすごく遠くの場所に来たんだなと実感。この小さな村の見所は山の上の教会とこの場所くらいしかないと、村の人は言うけれど私にとってはこの景色だけでも珍しくて面白い。軍の跡地も迷路みたいでわくわくするし子供にとっては最高の場所だと思う。
今、このブログを電車の中で書いているけれど、ドイツ人の小さな子供の兄弟がずっと誕生日の歌を歌っていて乗客皆ニコニコして聞いている。途中で乗り込んできたおじいさんがお菓子をその兄弟にあげたり、なんて微笑ましい光景。兄弟が歌い終わったのでスペイン男さんが拍手しないと!って言いながら軽く手を叩いている。陽気だな。。