駆け込む。

ケルンから近いからなんとなくベルギーに来た。ケルンからブリュッセルで乗り換え。そこから言葉が変わる。フランス語とオランダ語。私がドイツからの切符を持っていたから鉄道の人が私だけにはダンケと言ってくれた。でも私ドイツ語分かりません。。。

f:id:ihihiihihihi:20141226034633j:plain
駅はなかなか迫力がある。
まず最初に宿に行きチェックイン。立派なキッチンがついてる。かなり新しい感じがする。部屋で少し休んでそれから街へ。スーパーを探す。なかなか見つからない上に迷ってしまいかなり悲しい気分。更に歩き疲れる。お昼は電車の中でパイナップルを食べただけでお腹もペコペコ。外は真っ暗気分も真っ暗。すると突然OSAKAの看板発見。覗くと完全に日本の感じがする。ヨーロッパの日本の店ってなんだかんだヨーロッパの空気を感じるけれどここは違う。吸い寄せられるように店の扉を開けると、お店の男性は、18時からだけど座って待ってていいよ。と言ってくれた。時計を見ると17時30分!厚かましい。ヨーロッパに慣れてきて日本人の心を忘れたのか。
f:id:ihihiihihihi:20141226060331j:plain
写真がぶれてしまったけどお店の中。
お茶を飲んでて、と言って緑茶を出してくれた。更に時間になる前にお通しを2つも出してくれた。なかなか日本の物食べれないでしょと言ってサービスでおでんまで。
f:id:ihihiihihihi:20141226060841j:plain
ヨーロッパだからとかいう感じが全くなく、むしろ渋い日本のお店って感じで勝手にすごく落ち着いてしまった。色々な話をしながらご飯を食べて、肉野菜炒めを食べて、味噌汁飲んで。大阪出身の方でアントワープはもう28年になるらしい。私の英語が終わっているという話をすると、若いって本当にすごいなと言いながらも、すごく心配して、ベルギーの会話本を貸すよ。と言ってくれた上に、ヨーロッパの鉄道の旅の本をくれた。イタリアに行くと思うという話をすると、ベルギーやドイツとは違うからとにかく気を付けるように言われた。何度もおかわりしていいよ。と言ってくれて、最後はコーヒーもサービスで出してくれた。少し疲れてきていたけれど回復。私にとっての駆け込み寺のような感じ。すごく嬉しく、温かい、優しい優しい日だった。