オランダ男さんたちありがとう。

31日はGentを観光。小さいけれど物凄く綺麗な街。他の場所に比べるとベルギーの中でもそれ程人気がないのかも。。。でもとても美しいからお勧めだ。

カメラを充電していなかったのに驚くくらい美しかったから写真を取りすぎて電池がなくなった。

歩いていると近くにくしゃみをした人がいた。周りの全然知らない人達が、当たり前のようにくしゃみをした人にお大事に？的な言葉をかけていて驚く。

宿の部屋は4人部屋で私とオランダ人男性3人。友達同士で旅行らしい。歳は30代。30何歳かまでは聞き取れなかったけれどとりあえず、ぉお！と言っておいた。最近英語で喋っていて分からなくてもとりあえず、ほお！とか、ぉお！とか言ってみる。大概、本当は分かってないだろ！分かってないのに返事したり頷いたり、君はなんなんだと笑われる。そちらから見たらそうでしょうけど、こっちは必死な結果がこれだ。必死なんだよ。

オランダ男さん達にnew yearを日本ではお祝いしないのか聞かれた。除夜の鐘が頭に浮かんだけれど説明できず。一人で居るんだったら、嫌じゃなければ一緒に花火を見に行かない？と誘ってもらい一緒に行くことに。一人で年越しと思っていたのに、本当にありがとう。50分前くらいに川の近くの広場に行って4人で待つ。3人はビール。私はコーラを買ってもらってニコニコ。シャンパンも用意。ごちそうさまでした。こんなに人がいたんだってくらいに続々と集まって来た。叫んだり、シャンパン飲んだり、踊ったり、歌ったり、恋人達はもう2人の世界でキスをしまくり。自分達ですでに花火を打ち上げている人達が結構いて騒がしい。オランダ男さんの1人は2メートルあるんじゃないかなってくらいに背が高く一緒に写真を撮ったらとんでもないことに。完全に私は小人だ。3人共写真を見て笑っていた。3分前くらいに放送があって皆んな興奮。自然とカウントダウンが始まって時間ぴったしに花火開始。私たちは4人で握手してシャンパンを飲みながら花火を見た。40分以上花火が上がっていたと思う。終わって3人はディスコに行くらしく誘われたけれど、私はホステルに帰ると言うと、心配ないよホステルまで一緒に行くよということで4人で夜の道を歩いた。オランダ男さんの1人が両親にnew yearの電話をしていると、周りにいた全然知らない人達がそれに気づいて電話に向かってhappy new yearと叫びまくり。テンションが高すぎる。道には割れた瓶や花火のゴミがあちこちに落ちていてなかなか凄い。日本だったらなんじゃこりゃ！と思うけれど不思議と気にならない。。。もちろんゴミを落としたりはしないし、私が仲良くなった人達もそんな事はしない。でも、ゴミなんか気にしないくらい振り切れることができるパワーは凄いなと感心してしまった。

とっても素晴らしいnew yearだった。ありがとう。

オランダ男さん達は朝8時頃に帰って来てそれから皆んな爆睡。こっちの人達って本当に体力がすごくてびっくりする。一般人でこれだから、世界で戦っている日本のスポーツ選手って本当に頑張っていると思う。