padovaで宇宙人気分。

なかなか凄まじい宿を初日から手に入れる。19ユーロという安さ。凄まじさは、説明する事が難しいほどだから辞めておく。3日過ごして、3日目には住めば都で、都に思えてきたから恐ろしい。

Padovaでとにかくウロウロする。

サンタントニオ聖堂Basilica di S.Antonioに行く。

後で知ったけれど、イタリア最大の聖地と言うくらい凄い場所らしい。

宗教だとかなんだとか分からないけれど、迫力のある空気を感じた。中に列が出来ていて分からずに信者達の中に入って並んでしまった。順番が来ると皆石の壁みたいなのに祈りを捧げている。壁に両手とおでこをつけて静かに祈っている人が多い。ガイドブックに熱心な信者の邪魔をしてはいけない。と書いてあった事を思い出して怖くなる。私も順番が来たので皆の真似をして、厳かな雰囲気で両手を壁につけて目を瞑る。祈りが分からず、アントニオさんにとりあえず挨拶だけして急いでその場を離れた。

聖堂の前に、石膏像でよく見たガッタメラータがいた。彫刻家ドナテッロDonatelloの作品。

ヨーロッパ最古の植物園Orto Botanicoに行った。

温室や資料館もあってすごく楽しい。資料館の展示の仕方はさすがイタリア。言葉が分からなくても見るだけでワクワクする。

最後の部屋にGiovanni Frangiという人の絵が色々と展示してあった。植物を題材に描いていて、植物を色々見て来て最後にその絵を見ると、画家の視点が見えて来て面白かった。