サタデーナイトフィーバー!フゥーーー!!!

土曜の夜に、朝知り合った中国人と、フランス人だと勝手に私が思っていたアルジェリアだかナイジェリアかどちらかの人に誘われて、私と同じ部屋のオーストラリア人の女の子と一緒にバーへ行くことになった。21時頃に出かけ、よく分からずに3人について行く。バーの中に入り 20ユーロ払い身分証明書を見せて腕にタグのようなものを付けられた。もうすでにそこは音楽が鳴り響き若者で溢れている。こんな所生まれて初めて来たからドキドキする。よく分からない甘くて強いお酒を渡され飲む。私が想像していたバーではないことが分かり始めた。それから皆が外へ行き始めたから流れに乗る。案内役のお兄さんがワーワー叫んで皆それにフゥーーー!!という感じで叫んで答える。記念撮影みたいなのをした。英語で色々言っているけれどサタデーナイトフィーバーしか分からず。仕組みも、どこに行くのかも分からない。

それからまた違う場所へ。クラブみたいな感じでダンスフロアがあって皆踊っている。また甘くて強いお酒をもらう。さらに自分で注文。頼み方分からず。自分で色々ブレンドを言うみたい。言えるわけなく、周りの人たちが注文してくれた。たぶんラム酒とコーラが入っている。皆近くにいたら誰にでも話しかける。どこから来たのと聞かれ、ジャパンと答えると、アリガト、コンニチハ、ゴメンナサイ、トクガワ、イエヤス、などの言葉があちこちから飛んでくる。スケベと言われたことがあるから意味を教えてほしいと言われipod touch で辞書を引いて意味を見せると大ウケ。何個目のバーやクラブなのか自分が飲んでる酒は何で何杯目なのかも分けが分からなくなって来た。実際に思い出そうとしても記憶が途切れている。途中でスペイン人でドイツに住んでいる男の人と何処かのバーで出会い色々話した。日本に行ったこともあって少し日本語を話すことも出来るからなんとなく引っ付いておく。最終的な場所はダンスフロアが幾つもあるめちゃくちゃ広いお店。たぶんかなり有名なんだと思う。コートを預けて皆踊る。コートを預けた途端に中国人にエスコートされ踊り始める。こうなったら踊るしかない。だから男2人に女2人で来たのかと今更ながら思う。わけも分からず異様なテンションでクルクル回ったり身体を揺らしたり。DJブースの隣でなかなか凄い格好をしたお姉さん達が踊り狂っていた。私達2人は息があっていた気がする。アジアパワー。。気づいたら隣に仲良くなったスペイン人がいて手を握っている。男2人で微妙な感じになって結局どっちか選べと言われ、凄く困る。私は何をしているのだろうかと思う。一体これはなんなのか。日本語が少し話せる安心感からスペイン人を選ぶ。ごめんなさい。私ごときがこんな事と心の中で誰かに向かって謝る。とにかく暗い部屋の中ライトがピカピカ、心臓まで響く音楽がドンドコ鳴っている。ロックのLIVEの感覚に似ている。酒がかなり入ってるし皆踊ってるから何も気にならない。少し高くステージみたいになっている所にも上がって踊る。お酒と高揚感で、羞恥心が何処かへ飛んで行った。言葉が分からなくても、踊って近くの人とタッチして笑い合う。というかうるさすぎて声なんか聞こえない。日本でもこんな所一生行く予定がなかったのに、まさかベルリンで行くとは。。気がついたら3時過ぎていて、それでも人でギュウギュウでこんなところで一人になったら終わる。トイレに行きたいと言って連れて行ってもらった。満員電車の中で皆踊っている状態の場所とかあって、とにかくスペイン人の手だけが頼り。帰りたくても私は場所が全く分からない。バーの移動中に途中で電車に何度か乗った事は覚えている。私が泊まっているホステルに送ってもらう事に。2人で電車に乗って駅に着くたびに眠そうなスペイン人はまだ大丈夫。みたいなことしか言わないから不安になる。駅の名前を奇跡的に覚えていたから半分寝ているスペイン人を連れて降りた。部屋に戻ったのは4時。泥のように眠った。。