太陽みたい。

先週の金曜日はBraunschhweigという街に移動。ガイドブックには1ページしか載っていない。行く予定は無かったけれど、仲良くなったスペイン人が住んでいる所で急遽行くことに。宿はスペイン人が見つけてくれた。部屋にキッチン付きでとても綺麗なのに、かなり安い。夜に一緒に彼のお友達の家に。ビールを持って行く。
路面電車に乗っていると、かなり若い男性2人が酔っているみたいで肩を組んで大きな声で歌いはしゃぎ始めた。最初は他の乗客は笑っていた。でも2人の前に座っていた年配の男性が彼らに何かを言うと、2人は立ち上がり年配の男性に向かって行く。その瞬間の周りの乗客達の動きはめちゃくちゃ速かった。気づいた時にはかなりの人が若者2人を制していた。女性も参加してかなり怒った口調で何かを彼らに言っていた。それからも続々と乗客が集まり終いには皆んなで若者2人を扉の所へ。2人が降りる時に多分誰かが何かを言って、それに怒った2人がまた電車に乗り込もうとすると扉の所で皆んなで乗せないようにする。外の道を歩いていた人達が気付いて今度は外の人達が2人を降ろす。皆んな慣れた様子だったからこれが日常なのか。。。私の隣に座っていたスペイン人も喧嘩になりそうになった瞬間に凄い速さで立ち上がろうとしていた。ただ、ボケーとした私が通路側に座っていたから行けなかったけど。。体に染み込んでいるのかしら。ビクビクしながら電車を降りる。大丈夫?と何度も聞かれる。一人でこんな場面に出会っていたら、巻き込まれていたらと考えるとぞっとする。
夜だからかなり静かな住宅街。部屋には1人のドイツ人女性。後は皆んなスペイン人。そして私の合計9人。何やらドイツ語のジョークをYouTubeで見ながら大笑い。それからスペイン語でお喋り。常にビールを飲む。そして常に音楽を鳴らす。スペインのロック。どうかしたらギターを弾き始めるし歌う。分かる日本語を色々言ってくれる。インターネットの翻訳機能を使って、さらに音声にしてくれるけど変な訳だったりして笑える。せめて英語がもう少し出来たら色々話せるのに。。だいたいこの女は何故のこのこ来ているんだ、と思われているかも。と心配になるけど今更心配してもしょうがない。常に皆んな大きな声で、更に大きな音で音楽を鳴らすからびっくり。ご近所さんは怒らないのだろうか。。。夜だけれどまるで太陽の光が降り注いでいるような気分。かなり陽気だ。日付が変わって私達はタクシーを呼んで帰ったけれど、他の皆んなはまだまだ。。。外に出てタクシーを待っている時も笑い声が聞こえてきていた。