帰国

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日本に帰ってきてまず最初に焼肉。注文する時の緊張感はゼロ。日本語を喋る嬉しさを思い知る。日本にいるだけで家にいるみたいな気分になる。
 
帰国の朝はバタバタ。駅までスペイン男さんが一緒に行って切符を買うのを手伝ってくれることに。彼が仕事に行かなければいけない時間は完全に過ぎている。心配していると、ボスは君が今日帰ってしまう事を知っているからたぶん大丈夫!という返事。絶対大丈夫じゃないと思う。ボスはドイツ人だし。スペインだったら大丈夫な気がするけど。日本だったらそんな理由は完全にアウトだ。。。駅までタクシーで移動中に、フランクフルト中央駅の地図を調べたか聞かれたから不思議に思う。ただ乗り換えて空港の駅まで行くだけでしょ!と思っていると彼が色々調べてくれた。君が乗り換える電車はプラットフォーム103番に来る!と言われギョっとする。103番ってなんだろう。そして地図を見せられ大きな駅だということを知る。急に緊張してきて吐き気に襲われる。でも空港まで行けばANAだし日本語でいけるでしょと安心する。スペイン男さんのおかげで乗り換えもスムーズ。調べてくれたルートで簡単に行けた。ありがとう。
空港についてとりあえず椅子に座る。朝に持たせてくれたお昼ご飯を食べる。パンと食べやすく切ってくれたチョリソー。スペイン!!チョリソーの匂いをプンプンさせながら食べた。ありがとう。チョリソーは日本に持ち帰る事が出来ない。でも体内に入れて帰る。不思議。
チェックインカウンターをウロウロ。ANAのカウンターが機能していない。まだ早いからと思いこみのんびり過ごす。時間が経っておかしい事に気づきチケットの予約控えを見ると、ルフトハンザ航空と提携している飛行機だと気づく。ルフトハンザ航空でチェックインするんだ!とようやく理解。チェックインを優しいドイツ人男性に助けられながら完了。出国審査では挨拶して、仲良く色々話してパスポートにハンコをもらい終了。行きの入国審査の時は緊張し過ぎて頭真っ白過ぎてほぼ英語が出てこなかった私。人は成長するんだな。
荷物チェックでは金属探知機に引っかかりボディーチェック。何も持ってないのに色々ピーピーなる。ブーツやアウターなんかは3ヶ月使い続けたから汚くて機械が反応しているのだろうか。ようやく解放。検査が終わった荷物をまとめていると、おじさんがニコニコしながら私のiPadを持っている。混乱。没収??もし没収なら戦うぞ!!と気合を入れる。でもこういう時の英語が分からない。あなたのことが嫌い!っていう英語しか浮かんでこない。もうこれで戦うしかない。おじさんが何処かへ歩いて行くからついて行くと検査室で、軽くチェックして簡単に返してくれた。日本人だったら丁寧に説明してくれると思う。ニコニコしてるだけっておかしい!でもよくよく考えるとあのオヤジ私の反応を楽しんでいる感じだったからジョークだったのかも。。。こっちは必死なのにやめてほしい。。。
飛行機ではなぜかプレミアムエコノミーというエコノミーでも少し良い席になっていた。ラッキーだ。席がゆったりしていて最高。さすが体がデカイドイツ人の飛行機。行きのANAよりかなり大きく感じる。スペイン男さんは今度4月に日本に来る時は、初めてANAに乗る!と嬉しそうだったけど彼には多分椅子が小さいと思う。。。
とにかく無事に帰り、日本人の親切さに驚き、日本人の小ささに可愛らしいさを感じ、安心感に包まれている。